I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it.(私はあなたの意見には反対だ。だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。)

こんにちは。

合気道の話が続いてしまいましたので、少し合気道から離れます。

 

前回、正しさとは?というような話題が少しあったので、それに関連する、僕が大事にしている言葉の話をしていきます。

 

僕が大事にしている言葉はタイトルにある"I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it."という言葉です。日本語に訳すと、「私はあなたの意見に反対だ。だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。」というような意味です。

フランスのヴォルテールの言葉という説もありますが、実は違うという説もあります。

 

私がこの言葉に出会ったきっかけのようなものは、思い出せないのですが、中学生くらいの頃だったような気がします。

政権交代東日本大震災、再度の政権交代

 

世の中が目まぐるしく動き、意見も激しく分かれている時代。

異なる立場の人を批判し、自分と同じ立場の人で閉じた世界を作る時代。

異なる意見を言う人を許さないじだい。

 

そういう怖さを感じていたからこそ、私はこの言葉に出会い、自分の中で大事にしていこうと思いました。

 

この言葉は民主主義の理念を表している言葉なのかもしれませんが、日頃の話し合いなどでも当てはまると思います。

 

政治的圧力とか、さらには言論統制みたいなことは起こらないかもしれませんが、反対意見を受け入れようとする姿勢は非常に重要だと思うのです。

自分と違う意見が出てくると、どうしても否定したくなってしまいますが、だからこそ意識して反対意見をとりいれようとしなければならないと思います。

 

議論があまりに片方の意見によりすぎているときは、本心とは違う意見でも、異なる意見を提示してみるなども必要かもしれません。

 

みんなが、場の雰囲気を無視して意見を出せる人ならいいですが、そうではないと思うので、本当の意味であらゆる意見を引き出すというのは非常に難しいものがありそうですね。